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2011.08.04

ラバオへの移住

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私はウィンダスで生まれ、1匹の敵と戦うこともせずに、薬漬けにされて、ジュノまで走る事を余儀なくされた。

ラバオへの移住

ジュノで”倉庫”という役目に着いた。

送られて来る荷物を分類し、モグ部屋に仕舞い込み、または誰かに送る仕事。部屋と宅配の往復の道だけが、私の知る世界のすべてだった。

そのまま、ずっと、それが続くと思っていた。

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或る日、私は飛空挺に乗せられた。

乗客はほとんどいない。甲板に出てみても、広がる雲海の他は何もない。遠くの山々の影が、時折ちらつくだけだった。船員を見かけたが、彼らは私と視線を合わそうとはしなかった。

バストゥークに到着した。

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鉱山の奥へ連れて行かれた。いかついガルカが睨んでいたが、その前を通り過ぎ、私は暗い地下道へと入っていかねばならなかった。

再び、二種類の薬を渡された。

灰色の内部には、蜘蛛や巨人やスライムがいた。私は気味の悪い生き物の間を抜けて、洞窟を真っ直ぐに走り続けた。見つかったら終わりだ。冷や汗をかきながら、私はただずっと前だけを見ていた。

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不意に明るい場所に出た。そこは遙かまで広がる砂漠だった。私はまた薬を飲むと、走り始めた。途中でクリスタルを拾い、初めて見る蟻の化け物に怯えながら、ひたすらに走った。

そして、到着した。

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ラバオ、私の新しき幽閉の地。

ここでまた、倉庫として生きるのだ。今度は部屋はない。野宿をするしかない。疲れて座り込むと、30秒後に安息がやって来るという。

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ラバオの空は青い。ジュノよりも高い。

乾いた風が吹き荒れるが、ここには滾々と湧き出る水があり、足首まで浸かりながら浅瀬を走ると、心地良い冷たさを味わう事が出来る。所在なげにいる同族に話しかければ、暇つぶしも出来るだろう。

これから、ここが私の棲家になるのだ。また何時か、旅立つ日が来るまで。

荷物を抱え、宅配と往復する日々の中で、ジュノを恋しく思う時があるのだろうか。今はまだ解らない。ここでの生活は、まだ始まったばかりだ。

今日も私は、ポストを覗く。

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